もんは本の後書きをまず一番に読むことがある。
パラパラめくって気が向いたところから読み始めることだってある。
お子がそれを見ていて「変わった読み方をする人だねえ」と笑った。
たいていはもちろん話しの始めから読み始めるが
まあなにをどう読むかは自由でいいじゃん。人生と同じでテキトー?(笑)
図書館で借りた、古い名作を集めた一冊。
最初から読んでいたが疲れたのでパラパラ、とページをめくってみた。
と、象が出てくる話しがあり、ちょっと読んだら「おもしろそう」と思ったので
その話しを読みだした。しかし数ページ読んだところで仕事の休憩時間が終了。
今朝起きてその話しをはじめから読んでみた。
作者は「長谷川如是閑」さんという、明治生まれで没年数は昭和44年の方。
この方の名前を知ったのも話しを読むのももんは初めて。
「華族」「殿様」「子爵」「書生」なんて
今では使われなくなった言葉がぽんぽん出てくる。火鉢とか。
父と娘の二人暮らし、父は儲からない仕事とも言えない仕事をしていて
娘が工場に働きに行き、夜は内職というがんばりで家計を支えている。
ひょんなことから華族のお屋敷に雇われることになった父。
ついでにお嬢さんも行儀見習いということで奉公しては、と
自分たちの生活とはかけ離れた暮らしのお屋敷に親子で出入りすることになり・・
というもの。なかなかにおもしろく、短編なのですっきり読めた。
こんな思いがけない出会いがあることは読書の醍醐味じゃ。
酒を飲まないもんは勤勉で早起きで、今朝ももうゴミ出しに行ってきた。
せんたっきが「終わったよー」とピーピー知らせてくれたので
これから洗濯物を干します。天気は、今は曇り。
ベランダの植物の水やりもしなくちゃね。
毎日いい気分で過ごせて感謝!健康金持ち!
今日もいい一日でありますように。読んでくださってありがとうございます。