個人的な意見ですがヒラスズキ釣りに限定してですけど、小さかったり必要でない分はリリースする事もあります。

でもその際は写真を撮ったり地面に置いたりせずに極力魚体には触れないようにして逃がします。(ように心掛けております)

逃がすような魚の写真なんか残さんでもええと思ってるからです。

大きすぎる魚をリリースする場合はまた話しが変わってきますが、20年くらい前やったか雑誌の「アングリング」に掲載されてた二ノ宮さんの記事を読んだ事がきっかけでそれまでの考え方が一変しました。

今でもですがその頃はまだ知らん事だらけのクソガキでしたから結構衝撃的な内容について、じゃあどうしたらええもんなんかをすごい考えた記憶があります。

まさにその時雑誌に載っていた写真のような魚体のヒラスズキが釣れてしまいました。

 

 

 

絶対とは言えませんがきっと以前近くのポイントで釣られてリリースされたのではないかと思われる手の形のような爛れた感じになってました。

表面の部分ではなく中身はどうなってるのか気になり捌いてみたところ、特に身には影響はありませんでしたがウロコが剥がれたこんな状態になってしまってて、このままいくと悪化はしても自然に治癒していくとは考えにくいものです。

雑誌でこんな写真を見てしまってからは極力逃がさず釣ってしまった魚はその釣りをしている自分の責任なんでキチンと持って帰ってあげるという考え方になりました。

魚体の綺麗さや引きの強さ、釣りの奥深さとこの魚に魅了される釣り人も少なくないと思いますが、今一度こういった実はすごいデリケートな魚なんやという事を認識した上で私自身このまま先もずっとヒラスズキに関わっていきたいと思います。