ルアーに限らず釣り全般に言える事やと思いますが、釣りっていうのは狙ったターゲットが釣れるであろう状況をある程度予測して狙うのが一般的というかそれが普通に当たり前の事やと思います。

釣りは釣った(釣れた)からこそ釣りと言えるとも思うんですがそうでない釣りもあるのも確かやと思います。

あんまり偉そうな事は言えませんが釣れなくてもやってる本人がそれで満足出来るならそれも釣りやと思うんです。

釣れへん釣りばっかりやってるワケやないですが時に誰も考えつかんタイミングやポイントに出向く事は多々あります。

 

私は昔も今もホンマにヒラスズキをよー釣らんヤツやと思ってるワケで、最初の1匹を釣るまでの約2年間は当時のクラブメートから「よーそんな釣れん魚狙いに行って何がオモロイん」て結構言われました(笑)

1匹釣れてからもコンスタントに(ってゆーても年に数匹ですが…)魚の顔を見れるようになるにはそっからさらに数年かかってます。

最近でこそポロッと釣れるようにはなってきましたがそうなるのに25年近くかかっとるワケですからよっぽどヘタなんやと思います。

この魚がホンマに好きでたまらん気持ちはまあまあ人並や思いますけど、釣りが上手やったりめちゃくちゃ釣れるようやったらここまでのめり込んでないんやないでしょうか。

ただヒラスズキって魚を釣りたいだけやなくてこの釣れへん釣りそのものがやってて飽きひんのやと思います。

 

一般的にヒラスズキを狙う場合、磯でしたら波が高くて荒れ模様の日が狙い目となり河川・河口部なら雨後の川に濁りが入った時などが好条件であると思いますが、その自分にとっての好条件は他の人にとっても好条件やと言えます。

もちろん釣れそうな時ほど人も集まってくるで、大雨が降れば降るほどテンションの上がらない日が増えるワケで…

普段の釣れそうもない皆が釣れん釣れんてゆーてる中でたとえ1匹でも釣れたとしたら自分にとってそれほど嬉しい事はないと思ってます。

そんな1匹に出会う為には人と同じ事をやってたらなかなか出会えんワケで、私が自信を持って言えるのは人が出会えないような魚(サイズは別として)に数多く出会えてきた事かなと。

「何が楽しいん?」って言われ続けても屁とも思わずにやってきた事が自分にとって良かったと思える事やったらそれでいいんです。

 

 

 

この魚もそんな魚でした♪

 

また違う日にはこんな魚も出ましたが特に条件は良くなくて今日はどうかなと半信半疑で釣り場に出向いてみた結果釣れてしもた2匹。(小さい方で63cm,2.6kgでした)

 

なんかディブル65が可愛らしく見えた1枚♪

 

 

 

 

 

今年出会った80オーバーはまだ4本。

その内6kgオーバーは3本。

まだまだ納得サイズには足元にも及ばない中堅クラス。

今年も心の底から震えてくるようなヤツにやり切られるのかは掛かってみないと分かりませんが、いつかそんなヤツに出会いたいと思います。

分からん人には分からんと思いますがこの努力の結果を皆で共有するつもりなんて全くないんでどうやって釣れたか、どんな風に釣れたかなんて全く人に詳しく話す気はなく一生自分の中の思い出として大切にし、この先もずっとこうやって釣りをしていきたいと思います。

ですが身近な人には話すかも知れませんけど(笑)

 

 

タックルデータ
・ロッド ナチュラルセブン
・リール 改造エアリティとトーナメントISO-Z
・ライン サンライン PEジガーULT 4本組1.2号 キャリアハイ1.2号
・リーダー サンライン カットイン35lb
・ヒットルアー  ディブル65の他はご想像にお任せします