肥後西村から人吉へ自転車で向かいます。
美しい 球磨川第三橋梁 しかしよく見ると、台風の傷跡が。
くま川鉄道と肥薩線は、湯前線のなごりで軌道を共用しているので、どうやら肥薩線の不通に影響されて、くま川鉄道が、バスの入れる肥後西村 から代行輸送になっている と思われました。
鉄道として使わない以上はメンテしないでしょう。でもそろそろメンテしてほしい。
肥薩線 というと、「景色のよい観光路線」 という印象が強いかと思います。
しかし、鉄道史としては重要な路線です。
日本の鉄道が、青森から鹿児島まで、この肥薩線が開業することで線路がつながったのです。今の鹿児島本線が開業するまでは肥薩線が本線だったのです。
(下関-門司港は当時、鉄道連絡船)
そのため、以降に示す人吉駅などでは、開業当時の材料がのこる、貴重な鉄道遺産となっています
そして人吉駅到着。
石でできた機関庫 など 趣があり、歴史を感じる建造物が多数。
そして博物館もあり、ミニ列車がはしる らしい。
今回訪問時、改修工事中ということで訪問できず。
八代側の踏切をわたりました。
鉄道がとまっているからこそ、撮影できたシーンです。
そして、人吉IC バスターミナルへ向かいます。
ここで、輪行バッグに自転車を格納。
その後、駅弁「やまぐち」でリピートした、「くりめし」をたべて、バスを待ちます。
やまぐち さんには、ふつうの弁当が多種多様にあるのですが、いろいろ見た結果、やはり、最後にもう一度、くりめし のおこわが食べたくなり、これにしました。
バスターミナルは、木製の屋根つき、ベンチも3ブロックある結構豪華なところです。
トイレも男女1か所つづ、とてもきれいでした。
ここからは市内へのバス がでています。
また、タクシーを呼べば、来てくれます。
お待ちいただいている方の半分くらいは、予約なしできて、「のれますか」と運転士さんに話してその場で乗車券を買ってのっていました。
私は ここから久留米ICまで乗車です。
宮崎-福岡間の「フェニックス」号 で移動します。フェニックス号は、2種類あり、途中の停車が少ない「スーパーフェニックス」と各駅停車の「フェニックス」 久留米にはフェニックスしかとまらないので、1本まって乗車しました。(事前に予約しています)
宮崎交通 西鉄バス JRバス の3社の共同運航 4列 3列 とバスもバリエーション豊富です。
基本トイレ付です。予約時に停車バス停、バスのタイプとトイレ有無が確認できます。
また、早割など、割引運賃もあるので、旅行の方は、お安くとることもできます。
予約した久留米停車のバスは、宮崎交通の3列独立シートで、快適でした。
途中宮原SAで休憩
八女ICは、降車ボタンを押す人がいなかったので、ICを通らず、通過しました。
そして久留米IC到着 (もしかしたらそのまま走ってよかったのかもしれませんが) 階段を上り下りして、側道にでましたが、ここには自転車を組み立てられるところがなく、ちょっとあるいて、広い歩道で組み立てました。
そして、筑後川へ
筑後川サイクリングロードに到着。 右が自動車の築堤道路 左は自転車専用道路です。
とても走りやすい・・・のですが、昨日までの雨で、3か所ほどかん水しており、1か所はとおれないほどでした。
また、草取りのための作業自動車も共用でした。
とはいえやはり自動車などを気にせずに走れるのは快適でした。
その後支流沿いを走り、甘木へ。
ひさしぶりの甘木駅到着。急行塗装の車両が留置されていました。明日大雨なら、ここから門司港へ向かう予定。雨でないことを祈る。
<筑前山家から門司港へ につづく>