プロ野球
https://news.yahoo.co.jp/articles/cba66ab745a671ee0779e53816870361a035c8af
「日本ハムは中田を再生させるために無期限出場停止処分を解除し、巨人にトレードした。巨人にしても処分を解除された選手だから試合で使った。ルール上は何ら、問題ありません。けれども日本ハムは、中田が同僚に暴力をふるう行為が野球協約に抵触するからこそ、出場停止という厳しい処分を科したわけじゃないですか。なのに、それから10日もしないうちに試合に出るのは、どう考えてもおかしい。トレードを成立させるためとはいえ、処分を解除した日本ハムも日本ハムだし、すぐに実戦で使う巨人も巨人ですよ。トレードしたとしても、それなりのことをした中田はしばらくの間、実戦で使うべきではない。でなければ、日本ハムがわざわざ処分を科した意味がなくなってしまいます」
「ルール上は問題がないのかもしれませんが、だからといってルールを逸脱しなければ何をやっても構わないということにはならないでしょう。本当に中田を再生したいというなら、本人が過ちを償う期間を設けるべき。それをせずに巨人が契約するなり中田を実戦で使ったのは、単に戦力を補強して勝ちたい、優勝したいからだと受け取られても仕方がない。寄付行為しかり、長嶋さんの激励しかり、どうも中田の移籍を執拗に美談仕立てにしているとしか思えないのです」
「統一契約書は模範行為をうたっている。中田はそれに反する行為をしたからこそ厳しい処分を受けた。プロ野球選手が人々の手本にならなきゃならないのであれば、ユニホームが変わるなり処分をなかったことにするのは道義的におかしいわけで、コミッショナーには説明責任がある。それをしないのは巨人と事を構えたくないからです。他の5球団は結局、触らぬ神にたたりなしという事なかれ主義でしょう。わたしがオリックスの代表だったとき、何か事件が起きても、当事者以外の球団の代表者たちは、あなたたちの問題だからあなたたちで何とかしてよという態度でした。球団社長なり代表は本社からの出向が多く、自分の任期中にややこしい問題はできれば起こしたくないのですよ」
※コメントより
試合に出して2日目にわざわざ長嶋さんを球場に呼ぶのがもう見え透いている。
長嶋さんは、巨人と巨人ファンにおいて、ミスター・ジャイアンツ、不可侵の存在。長嶋さんがこうだと言えば、ミスターがそういうのなら、ミスターを信じよう…おいそれとNoとはいえない存在。特にオールドファンほど。
そのミスターに中田に会って激励してもらうことで「ほらミスターはOKって言ってるよ?ミスターの意向に反して中田叩きを続けるの?」と、批判の沈静化を図ろうというわけだ。
ミスターを盾に使ったんだよ。
暴力沙汰を起こした人間が10日やそこらで何事もなく試合に出ている上に、それにまつわるやり口もダーティーすぎる。日ハムも日ハムなら巨人も巨人だ。
トレードするためにヤラセの暴力行為をさせたと勘繰られかねない事案<処分の消滅
無期限の出場停止だったのにトレードで禊ってのは確かに違う気もする