将棋
https://news.yahoo.co.jp/articles/4830ecac850e1a36e1f82981f890f2da9ba1ace4
藤井王位の“疑問手”は、対局の2日目、豊島竜王の封じ手が明かされた直後からだった。中継していたABEMAの大平武洋六段(44)が「それだけはないと思った」という応手の連続。実際、ABEMAの「SHOGI AI」による勝率表示は、豊島竜王の有利、さらには優勢を示す数字まで傾いた。ところが優勢になったはずの豊島竜王は考え込んだ。想定外の手を指されたから、ということもある。ただ、この局面について斎藤八段の解説はこうだ。
斎藤八段 (豊島竜王は)かなりの長考だったと思います。長考するということは攻めて行くか、一手(守りを)入れておくか。検討をしていましたが(攻めるのは)細い糸を辿るようなものでした。かなり細い筋です。ルートでは優勢になったとしても、それを通り切れたかどうかは、別の問題。豊島さんも、どちらも有力と見たけれど、自分の指しやすい、読み筋通り指せる方を選んだんじゃないでしょうか。
AIは、その局面ごとに最善手を導き出す。その先で間違えることなど、もちろん考えない。あくまで「最善を指し続けられれば」という大前提があり、そこには人間の恐怖も、ミスも加味されない。だからこそ「人間には指しづらい手」が推奨されることがある。
斎藤八段 (勝率で)60%とか65%でも、一手で奈落の底ということがあります。崖を歩く道を選ぶのか、舗装されている道をゆっくり歩いていくのか。そういう選択です。(人間として)将棋の最善を選ぶのか、勝つためのルートを選ぶのか、今の現代将棋にはあるんじゃないかと。そのあたりの揺れ動きもあると思えば、見ている方もより楽しめると思います。
藤井二冠の指し手で評価値がマイナスに触れた後豊島竜王が長考して指した後藤井二冠有利に振れる理由?
人間なら恐怖から最善手が指しにくく、評価値がガクンと落ちる?
そうなるように藤井二冠が誘導してる?