つぶより
岩下 和了
「第三者委員会」を客観的な視点での問題解決策提言に見せかけて、じつは、時間稼ぎと、運営の責任を回避するためのまやかしにわざわざ設立して、必然的に失敗した事例。趣旨自体が浅薄過ぎて、あまりに惨めな仕事。このままだと関わった弁護士達の汚点に…。自ら名誉回復すべきでは?と思いましたヨ。
不祥事が起きてしまった組織で、いきなり唐突に「第三者委員会」って言い出して、そうすれば、その調査報告が出るまでは自分らは調査・対策する責任が回避でき、報告が出たら、自分らはそこに書かれている以外は責任回避出来るって、本気で考えたのかな?…誰が?!笑。都合よすぎる。
問題の解決にあたって、当事者の努力が先で、それがあっても及ばぬところに「第三者」の登場を要請するのはわかるけど、「第三者」が動いているから当事者は動けないなんて、そんな馬鹿な話を後付けされる第三者もたまったものではないだろう。…こうなるのわかってて、こんな仕事受けたのかな?笑
第三者委員会からは書面だけで詳しくは聞いてないからわかりません…とか、開いた口が塞がらない。委員会の委嘱自体、世間には「実態解明・問題解決」と見せようとして、実は「今のままで世間に許してもらってまた通常運営できるように」しか考えてなかったのが見え見えになる珍会見。驚いた。失笑
社会的影響力はさることながら、組織自体は恐らく少人数の社員による言わば中小規模の組織。そんなのが「第三者」に調査・判断を委ねるって段階でそもそも勘違い。中小組織なんてトップの本気の一言だけでガラリと変わる。幾ら、しがらんでたって幹部の覚悟一つで変えられる。大企業じゃないんだから。
逆に言えば、どんなに「話し合い」を重ねようと、トップや幹部に「覚悟」がなければ、なにも変わるはずもない。
本気じゃないから、逃げる。その場しのぎの嘘をつく。嘘は重ねられていく。
秋元康さん、すごくいい歌書くのにね。それを女の子達に歌わせているのにね。これが汚点でなくてなんだろう?
新生姜の岩下食品の社長
一正蒲鉾ともコラボしてるらしい
経営者ならこう考えるんでしょうね