不自由
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00010001-yomonline-life&p=4
現実社会の中で「人間らしく生きる」のは「不自由に生きる」ことだというのは、儒教研究家の加地伸行さん(「家族の思想 儒教的死生観の果実」PHP新書)の言葉ですが、「不自由」というのは「自分の意思を殺して生きる」のではなく、それぞれの考え方や感じ方を持つ人間が「互いに分かり合えないこと」を前提として、共に助け合い、譲り合いながら生きていかなければならないということです。
本来、学校は、「家族」(親子関係)の元から離れ、「社会」へ巣立っていくための準備段階ですから、できるだけ「不自由」な時間を過ごし、ストレス耐性を高め、本当に「自分らしく」生きるための試行錯誤を経験することが一番大切なのではないでしょうか。
不自由さに耐えきれない人を救済する施設があればって思う