アメフト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180608-00010001-gqjapan-bus_all
「過ちを改むるに憚ること勿れ」──論語の教えである。「過ちを犯した時には誰に遠慮することなく悔い改めるべき」ということだ。当該選手の態度はまさにこの通りで、自身の過ちを認め謝罪した記者会見は、多くの人のこころに強く印象に残ったことだろう。監督、コーチ、大学側の記者会見があまりに低レベルだったから、なおさらだった。
大学は自治を重んじ、公権力、とりわけ警察権力の介入など一番嫌うところではなかったか。最初から自主的な判断を放棄し、第三者委員会に委ねることは、自らの責任放棄ではないか。警察の捜査に任せるということは、大学の職員、学生のなかから犯罪者が出ることを容認することになるのだ。大学としての矜持、教育者としての矜持、そしてスポーツマンとしての矜持を持ち、自らが自浄力を示して迅速に解決すべきだと願うのは間違いだろうか。
日大はもはや教育機関であることを放棄してしまったのだろう
加害選手を見ると真の強さは優しさに依拠するのだと思う