説教部屋
http://www.nhk.or.jp/akb48show/special/interview/20160312.html
秋元「やっぱりね、もともと協調性のない人たちなんだよね。つまり自分で何かを表現したいって人たちの集まりじゃん。だから品行方正に、模範的な生活を送れるわけがないのよ。で、その人たちが集まってるから、それはもうめちゃくちゃだと思うよ」
秋元「それぞれ怒ってると思うよ。怒ってるっていうか、本当に怒るっていうよりも、『こうじゃないの、こうじゃないの』っていう、動かない羊をどうやってヨイショ、ヨイショ、こっちだよって言って。あるいは、全然群れからはぐれてる子を、コッチに連れてくるとかさ。それぞれに良い部分があって、それぞれに正解なんだよ。誰が間違いではないわけ。だけど誤解されたり、あるいは一緒に歩いていく歩幅が違ったりするじゃん。」
秋元「そう。おにぎり作ったりもういろんなことしてさ。バカにもされたし、叩かれもしたし。だけどそのジタバタの中で何かこう、うっすら光が見えたような気がするわけ。だけど今の、AKB48っていうのが大きなグループになってから入った人たちは、早くテレビに出たいと。あるいは早く選抜に入る、早く何かすれば私だって人気が出るんだっていう、近道を選ぶ。でも、研究生の頃、恵まれてない時にどれだけジタバタするかっていうことで。でもそうは言っても『秋元さん、見てないじゃないですか』ってよく言われるんだけど、確かに全部は見られないじゃん。だけどもマネージャーたちが見てる。だから日々の、どれだけ大事かっていうとさ、よく選抜会議をやるわけ。で、選抜会議をやってどうしようっていうと、だいたいまずマネージャー、あるいは支配人が、『今回の選抜こういうふうに行きたいです』『え?あの子はどうなの?』とか。僕の方から言う場合もあるし、でもマネージャーとか現場のスタッフがちゃんと見てるんだって」
秋元「うん、だからなんか人生で重要なことはさ、踏み出すことだと思うんだよ。つまりあの時にたかみなも前田も板野もみんな踏み出したじゃん。踏み出して『こりゃアカン』と思ったら辞めればいいわけ。でも踏み出す前に『どんなもんだろうな?どんなもんだろうな?』と思って、チラシなりポスターを見て、しゅん巡して辞めた人はいっぱいいると思うよ」
たかみな「グループのセンターって、今まで色んなメンバーいましたけど、これからの48グループのセンターってどういう人が?」
秋元「なんにも決めない方がいいと思う。それはだってさ、指原がセンターになるってことも面白いなって思う。一番初め指原が(大島)優子に勝った時にすごいなと、すごい時代が来たと思ったもん」
たかみな「おもしろかったですね」
秋元「すごいでしょ?」
たかみな「あれは、革命」
秋元「だって大島優子を超えるのが指原ってところが面白い」
たかみな「たしかに」
秋元「あれはやっぱ新しい時代のAKB48だと思う。だから誰が来るかはわからないし、逆に、その歴史だと思う。例えば、運営側あるいはプロデューサーである僕が、この子がセンターでこういう形がいいと思えば思うほどファンは『そうじゃないんだよ』っていう対抗馬を必ず作る。だからそれが競い合っておもしろいグループになっていくと思うし。スタッフにも言ってるのは、ポスト前田敦子、ポスト大島優子、ポスト高橋みなみっていう事を考えるなと。その人みたいなところに、そういうキャラの人を置こうと思ったら絶対、“たかみな”にはなれない。だから俺は、横山(由依)がすごく好きなのよ。横山って本当にしゃべり下手だなとか」
引用長過ぎ(T_T)
結局近道は遠回りってことか?