真意?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20130801/251814/?rt=nocnt
麻生さんを擁護する人々は、麻生さんの「真意」が、憲法について「静かに」話し合うこと、すなわち「熟議」にある旨を強調している。彼らによれば、ナチス云々は、あくまでも「悪い例」として挙げたたとえ話に過ぎない。とすれば、麻生発言を問題視している記事の方こそが、むしろためにする立論に沿って書かれた謀略記事なのであって、原点に立ち返って言うなら、その種の揚げ足取りジャーナリズムを排した「静かな」言論状況を求めるところにこそ、麻生さんの真意はあるはずだ……ぐらいな話になる。
一方、麻生発言を問題視する人たちは、麻生さんが「ナチスからその手口を学び取るべきだ」と言ったことをあくまでも重視する。そして、この点に注目すれば、当日の講演に底流する麻生さんの「真意」が、「国民の知らないうちに」「静かに」憲法改正を遂行するところにあることは明らかだと言うわけだ。
普通の読解力を持った普通の日本人が素直に耳を傾けて自然に「真意」が伝わってくるのが本来あるべき演説の姿なのであって、聴き手の側が一生懸命になって解釈しないとその「真意」が読み解けないような演説には、そもそも価値が無いと考えるべきなのだ。とすれば、わからない演説については、わからないままで放置するのが正しい態度なのである。
5ページもある中から3ページの一部を抜粋
議論するだけアホ臭い話だというのが著者の意見のようだ
全文を何度読んでも真意がわからないらしいので
敢えてそこには触れる必要はないのかもしれない
だが、真意を悟らせずにむしろオブラートに包んで口にし
何もなければそのまま強行し、何か言われれば引込める
ボクシングのリードパンチのような印象を受けた
きちんと払わないと一気に攻め込まれるようなものだ
あるいはこういう言葉を使って目くらましして
余計なことで騒ぎ立てないで議論を進める雰囲気を作り
そのために「秘密裏に」議論することだってありそうでしょ?
よらしむべし、知らしむべからず、って感じだね
つまり、ぼんやりとした講演だからこそ衣の下から鎧がのぞいたのかもね(^^ゞ