有意な比較?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130201-00000301-agora-soci
おりしも大阪市立桜宮高校での体罰による高校生の自殺、女子柔道の日本代表での体罰などが明るみに出て、人体への暴力という人権侵害行為が社会的に批判を集めている。こうした状況で、丸刈り女性をさらし者にするAKB48の運営者は、世間常識のない人々だ。もしかしたら、目立とうと「炎上マーケティング」を狙っているかもしれない。非常識さに猛省を求めたい。
第2次世界大戦直後も丸刈りにされた女性がたくさんいたことが当時の報道から伝わる。連合軍による解放の後で、ドイツ占領地域だった西欧諸国で、ドイツ軍人と関係を持った女性たちがいた。連合軍による再占領後、その女性たちが西欧各国で公衆の面前で恥ずかしめを受けて「丸刈り」にされた。
では、WWII後に女性たちを丸刈りにした人たちはどんな罰を受けたの?
WWIIという狂気の中でなされたことは「正当なこと」にされていないか?
狂気の中でなければ許されるべきことではない
けど、AKB48を取り巻く狂気は今回のことでクールダウンされたか?
むしろ増幅したようにすら感じないか?
そもそもAKB48への暴力の加害者は誰だ?
こういうことを引き起こす原因を作ったのは週刊誌であり
週刊誌にそういうことを求める世間じゃないのか?
アイドルは嘘を吐き通すからアイドルなのに
その嘘を暴いて「アイドルでない」と烙印を押すのは暴力じゃないのか?
この烙印によってすべてを失うことより死を選ぶものが出てきたらどうするんだ?
問題の本質をすり替えて論じてメディア擁護なのか?
メディアの本質についてもっときちんと考察してほしい