先週の報道ステーションのメルマガ
3月11日の震災と福島第一原発事故以降、実は経済産業省では、た
だの一人も減給や降格の処分は受けていない。それどころか、昇給
凍結すら行われていないのが現状だ。事故では、多くの方々が故郷
を追われている。未だに避難所生活を強いられている方々も相当数
に上るにも関わらず、である。
だから8月上旬に海江田大臣が「人事権者は私」と前置きした上で、
自信満々に3幹部更迭を含めた人事を発表した際は、少しはケジメが
つけられるのかと期待もした。
今回の人事は懲戒処分に当たる「罷免」ではないので、きちんと退職
金は支給される。通常、任期途中で更迭される役人は、依願退職、
つまり自己都合退職扱いとなるのが一般的だが、この三人は「勧奨
退職」扱いとなった。
勧奨退職なら、自己都合より2割前後高い退職金が支給される。記者
の試算では、1100万円以上も上乗せされる計算となる。この事実は
テレビ朝日の独自ネタとして報道させていただいた。
松永前次官退任の夜、経済産業事務次官室では、松永、安達新旧
次官と官僚、そして一部メディアが参加した祝宴が開かれたようだ。
この席で松永次官らは「メディアが退職金報道をしたから、退任会見
の際、2人立ち上がって謝罪するのをやめた」などと、恥じ入る様子も
なく語っていたという。
これが「海江田さんが決めたこと」だから海江田さんが首相にならなくて良かったかも
これが「ザ・官僚」なんですかね((+_+))