夜空を見上げているのは涙がこぼれないように?
なんて冗談を受け流せないくらいの気持ちで
じっと立っている君は今にも折れてしまいそうで怖い
哀しい気持ちに囚われてしまい
怒りをぶつける相手も見つけられず
うわべだけの微笑みを貼り付けて
ぽっかり空いた穴を無視しようとして
却って取り憑かれたように墜ちていく
何も信じられないと呟き
自棄を起こしても誰も見ていない
誰もが自失の体で彷徨っている
自分で踏みとどまらなければ墜ちるだけ
差しのべられた手にしがみついてでも
明日のために気力を振り絞って
心からの笑顔を浮かべよう
笑顔がきっと楽にしてくれるから