プーチン大統領、「外国代理人」立候補禁止の改正法に署名 反政府の人物を公職から追放
2024/5/16 08:45
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ロシアのプーチン大統領（ロシア大統領府提供・ＡＰ＝共同）
ロシアのプーチン大統領は１５日、法務省がスパイとほぼ同義の「外国の代理人」に指定した人物の選挙への立候補を禁じる改正法に署名し、発効させた。政府サイトで公表された。インタファクス通信などが報じた。政権の意に沿わない人物を公職から排除する。
「外国の代理人」に指定されると連邦議会や地方の首長、議会の選挙に立候補できなくなる。選挙の監視も認めない。法案は今月、上下両院を通過していた。
プーチン政権はウクライナ侵攻に反対するメディアや元官僚、文化人らを次々と指定しており、法改正で反対派弾圧を一段と強める。（共同）