現役薬剤師で、乳がん患者の平尾明子です。
今夜も私のブログに、お越し下さり有難うございます。
今夜は
「月経歴と乳がんの関係について」
お話させて頂きますね。
なんと、初経年齢が早い人ほど乳がん発症リスクが高いことは、ほぼ確実だそうです。
また、閉経年齢が遅い人ほど乳がん発症リスクが高いこともほぼ確実とのことです。
早い初経年齢や遅い閉経年齢と乳がん発症リスクの関連については、1970年代より非常に多数の研究が報告されています。
初経年齢が早い人ほど乳がん発症リスクが高く、初経年齢が遅い人ほど乳がんの発症リスクが低いことは、ほぼ確実だそうです。
また、早い初経年齢と乳がん発症の関連は、
ホルモン受容体陽性乳がんで特に強いとされています。
閉経年齢と乳がん発症についても多くの研究がなされており、閉経年齢が遅いほど乳がん発症リスクが高いことは、ほぼ確実とのことです。
しかし、日本人を対象とした研究では、一致した結果が得られていませんので注意が必要です。
ただし、初経が遅いから、もしくは閉経が早いからといって、乳がんにならないということではありません。
また、初経が早いから、もしくは閉経が遅いからといって、必ず乳がんになるわけでもありません。
2016年版
患者さんのための乳がん診療ガイドラインより
抜粋
今夜も最後まで、お読み下さり有難うございます。
じゃあ、またね!