庶民感覚の悪者

セコイ！小さい！舛添知事がやっと辞任しました。
18000円のタマゴサンドイッチの領収書とか、クレヨンしんちゃんの本だとか、小さい！
そんなこと言ったら、石原慎太郎知事は新銀行東京を作って失敗し、1500億円も損をしました。週に３日しか都庁に来ませんでした。
しかしながら、不正軽油を入れたトラックが出した黒煙が東京の空気を汚していることを訴えて、東京の空気をきれいにしました。さらに水道水の品質を上げて環境を良くしました。
オリンピックの招致にも尽力しました。
仕事していましたよね。
それが庶民にもわかったのです。損してしまった1500億円は、野党にこそ責められたもののあまりにも庶民感覚を超えた金額で庶民にはピンとこなかったのでしょう。
そりゃあ仕事していたら、トラブルに遭遇するものです。
舛添みたいに、美術館廻りをしているだけなら大したトラブルには遭いません。
ともかく、やっていることが私利私欲だから、庶民の怒りのツボに嵌まってしまったのでしょう。


石原知事の定例記者会見って面白かったですよ。
記者のツッコミを鼻で笑って蹴散らして痛快でした
舛添のように、誰が聞いても嘘とわかる小学生の言い訳レベルと人物の大きさが違っていました。
次の知事は誰がいいですか？と都民にインタビューすると、意外に猪瀬前知事の人気があります。今は公民権停止の身ですが、石原知事の功績が大きいとは言えオリンピックの招致が決定したときの知事でした。
都営地下鉄とメトロの間にあった壁を取り去り始めたのも猪瀬前知事の仕事でした。
こうやって見れば、都知事として仕事をしていないばかりか、新宿区の意向に反して幼稚園・保育所を作る代わりに定員割れの韓国人学校を作るため都有地を貸すという、逆の仕事をしています。


舛添の私利私欲は、あまりにもスケールが小さくて辞任に値するのか？と疑問があります。
しかし、この人の資質は間違いなく東京都の知事をやらせておくわけにはいきません。
最後に、9月まで不信任決議を延ばすよう嘆願していました。
どうしても、リオデジャネイロで東京都知事の花道を飾りたかったのでしょうが、無理。
さよなら舛添知事！