私のブログは、スマホ(タブレット)用のWordで書いています。
昨日は、ほとんど書き終えて保存する段階でファイルがクラッシュしてしまいました。
ただ、その内容が三菱自動車が中国企業に買収されるのではないかってことだったので、クラッシュしてよかったかも知れないですね。


スウェーデンのボルボって自動車メーカーがあります。
この会社は、ダイムラーと共にヨーロッパのトラック・バスのメーカーです。
ボルボには乗用車部門もあって、古い話ですが帝人の会長がボルボ好きが高じて「帝人ボルボ」って販売会社を道楽で作ったくらいです。
健全経営のトラック・バス部門に対して、乗用車部門は競争力に劣り中国企業に売却してしまいました。
三菱自動車も、ボルボ同様トラック・バス部門は好調で「三菱ふそうバス・トラック」って別会社になっています。
もう、ほとんど中国企業に買収してください状態になっていました。
だから、もうボルボと同じ運命をたどると思ってたら・・・
今朝のニュースを見てビックリ。


ボルボと三菱自動車がどう違うのか?
ボルボは国内に提携する自動車メーカーがありませんでした。
軍事企業サーブ(戦闘機を作っています)の乗用車部門は、すでにGMに買収されていて国内に出資してくれる企業がありません。
結局、どこでもいいから高く買ってくれるとこに売っちまえ!つうことになったんですね。


三菱自動車の場合は、パジェロとかランエボ(ランサーエボリューション)といった根強いファンのいる車がありました。
そして日産自動車は、日本市場に必要な軽自動車を確保したかった。
また、アジア市場で三菱自動車が持つブランド力も欲しかったようです。
じつは中国の民族系自動車メーカーのボンネットを開けると、エンジンには三菱のマークがクッキリと刻印されているのです。


中国の民族系自動車メーカーにとっても、三菱自動車が解体されるより日産傘下で生き残ってくれる方がはるかに嬉しいに違いありません。