さて、また3連休なんで、本を買ってきて読むことにしました。
今年の2月に出版された「カエルの楽園」百田尚樹著です。
たぶん明日中に読み終わってしまうと思います。
軽そうな読み物じゃないかな?と思っています。


frog


読み終わったら、感想を書きますがじつはあまり期待しないで読もうと思っています。
この物語は、寓話です。
イソップ童話のように、人間を動物に置き換えて教訓などを隠したストーリーです。
寓話と呼ぶには、比喩が露骨すぎて笑ってしまうのではないか?


他のカエルに国を奪われて、故郷を追われ理想の国を求めて旅に出た60匹の若いアマガエルたちは、蛇やカラスに襲われ次々と仲間が喰われてしまいます。
最後の2匹となった主人公のカエルがたどり着いたのが、豊かで平和なツチガエルの国ナパージュでした。当然Napajは、Japanのアナグラムです。


このナパージュには、「三戒」という教えがあって、そのおかげで平和が保たれているというのです。
1. カエルを信じろ 2.カエルと争うな 3.争うための力を持ってはいけない
お分かりでしょうが、これは日本国憲法の前文と第9条のパロディーです。


そんなわけで、読むのが楽しみです。