古い話ですが、「タックスヘイブン」のことを「タックスヘブン」と勘違いしていた時期がありました。
もちろん「タックス」は税金のことで、「ヘイブン」は「ヘブン」ではないので、当然ながら天国のことじゃありません。
「ヘイブン」というのは、海が荒れたときに船が隠れる「避難港」を意味します。
英語表記すると、「haven」と「heaven」で、う~んこっちも間違えそうですね。
どっちにしても、英語に弱い日本人から次から次へと同じ誤解をする人が毎年新しく増えているんじゃないでしょうかねえ?
税金避難港と言われても、結構種類があります。
1税金が全然かからない
2税率が極端に安い
3オフショア取引に税金がかからない
4特定の税率が極端に安い
こんな感じで、節税と言えば聞こえがいいですが、アップルなどの大企業がアメリカでほとんど税金を払っていません。
まあ、アップルの場合はアメリカとアイルランドの課税の仕組みを悪用しただけでタックスヘイブンを利用していませんけど。
山崎みどりちゃんの撮影会で、マネージャーの山本さんと世間話をよくしていました。
山本さん曰く「どうしてチェーン店て食い物屋が多いんでしょうね?」
「山本さん、ハンバーガー屋が業容を拡大しようとしたとき、三越みたいな巨大なハンバーガー屋を作ろうとしますかね?」
山本さん「あっ!」ご理解いただけたようです。
また、山本さんが聞いたのが、
「パナマ船籍ってよく聞きますよね、あれって何なんでしょうか?」
「パナマって国は、産業が発達していないから、船の保有にかかる税金を極端に安くしているのです。」って説明したことがありましたね。これもタックスヘイブンです。
そのパナマにあるドイツ系の法律事務所から、20万社だったかのペーパーカンパニーを作ったという情報が流出したのです。
汚職追求している中国の習近平や、ロシアのプーチン、イギリスのキャメロン首相などが爼上に上げらえています。
キャメロン首相は、釈明にかなり苦労していますが、中国は日本をはじめ外国の報道は突然のシャットダウンを喰らっているんで、中国人は知らないんでしょうね。
プーチンさんも似たようなものでしょうか。
続く