ブルームバーグによれば、中国の「3兆3300億ドル(現在は3兆ドルを割り込んでいるかも)の外貨準備高のうち2兆8000億ドルは、」他国への中国の政府保証付き巨額融資などに割り当てられる可能性があり、「すでに何らかの支払いに充当されている可能性がある。」と専門家が分析している。
という報道がありました。
ブルームバーグと言えば、アメリカの大手情報通信社です。
バーグ(ドイツ語ならブルグ)との名前の一部が示すようにユダヤ系でしょうから、金融の情報には明るいと思います。
これには、インドネシアが日本との友情より中国の金に転んだ高速鉄道建設の融資も含まれているんでしょうね。
こりゃ間違いなくインドネシアの計画は頓挫します。
フィリピンのユドヨノ大統領時代に計画された中国が受注した鉄道建設計画は、何度も遅延した挙げ句に中国企業は事業を放棄して、地元の下請けに金を払わないまま逃げてしまいました。
現在、アキノ大統領と安倍首相で中国が投げ出したやりかけ工事部分を除去して、やり直す計画に代わっています。
インドネシアも投げ出されちゃうんでしょうねえ。
そのとき、日本はフィリピンみたいにすぐに助けちゃいけません。
インドネシア政府は、日本がボーリング調査や利用者の需要予測を行ってルートと駅の計画をしたものを中国に渡していた裏切りをやってくれてます。
その費用を清算してスタートラインに立つのではありませんか?
それにしても、ここまで中国が金に困っているという分析は初めて見ました。
韓国が、また「日本が通貨スワップをしたいと言うなら、断る理由はない。」と言っています。
つまり、日本が助けてくれというなら、考えないでもない。と言っています。
麻生さんは、経済情勢が変わったので検討することにやぶさかでない。と言っていますが
韓国からは未だ要請がない。と発言しています。
いいですよねえ、韓国の立場をわきまえない上から目線に、麻生さんは
「頭下げて来なきゃ知らねえよ。」と応じたのです。
いやあ、立派です。