中国当局は、人民元の売り浴びせによる暴落によってキャピタルフライト(資産逃避)が起こることを恐れています。
それで、人民元の買い支えにドル売り介入に1ヶ月あたり1000億ドルの外貨準備高を取り崩していると言われています。
それでu.s.treasurybond china main landキーワードで検索すると、キーワードの意味はアメリカ財務債 中国本土という意味です、テキストデータでアメリカ国債の保有残高が出てきます。
これを見ると、昨年2月に日本のアメリカ国債保有残高が久しぶりに中国を抜いて1位になりましたが、その後すぐに中国が抜き返しています。
アメリカの長期金利が、中国の株価暴落の8月以降上昇しているのは、中国がアメリカ国債を売却しているからという観測に反するデータです。
じゃあ、どこから出ているのでしょうか?
まずは隠し口座から売っていると言われています。
隠し口座の残高がどれだけなのか呆れるばかりです。

あと日本株が下落しているのも、中国のナショナルファンドが売っていると見られています。
以前は、日本の上場企業の大株主に中国の名前がモロに出ていたのですが、あるとき一斉に消えました。別の正体不明のファンドに名義人が替わっていたのです。
これも目眩ましに過ぎず、実質的に中国のナショナルファンドに違いありません。

ところで、保有第3位は、「Carib Bkg Ctrs 4」ですが、これはカリブ・バンキングセンター(Caribbean Banking Centers)の略称です。カリブ・バンキングセンターとは、バハマ、バミューダ諸島、ケイマン諸島、オランダ領アンティル、パナマなど中米カリブ海諸国が、オフショア(タックス・ヘイヴン:税金避難港)であるメリットを活かし、世界から資金を集め運用している金融機関です。
で、保有第4位は、オイルマネーということで、思うに至極順当ですね。