アメリカの要請を無視してイギリスがAIIBに参加し、ドイツやフランスが続きました。
韓国が中国のポチになって、日米の制止を振り切ってAIIBに駆け込んだのはわかるんですが、西側のヨーロッパまでが。
アメリカとイギリスは特別な関係で、湾岸戦争などでもアメリカと一緒に戦ったのです。
それがこんな簡単にアメリカを裏切るのか?


どうもイギリスはアメリカと親密なようで、実は反感を持っていたということらしいです。
第二次大戦まで、世界の基軸通貨はポンドでした。
しかし第二次大戦で、ヨーロッパがドイツに席巻されイギリスまで危うくなってアメリカが参戦します。
当時、アメリカ国内ではヨーロッパの中の戦争だからアメリカは関係ないというムードがありました。
世論は参戦に反対だったんです。
でも、悪魔ルーズベルト大統領は日本に対する人種的偏見と、西太平洋における日本の権益とエネルギーをすべて放棄せよと要求する「ハルノート」を突き付けます。
これで日本は、絶対絶命に追いつめられます。
後にマッカーサーが議会証言しますが、日本の戦争は自衛のための戦争であったと述べました。
これでアメリカ軍はヨーロッパ戦線にも参戦するのですが、おかげでヨーロッパはドイツの占領から免れたのです。
そんでもって、世界の基軸通貨はポンドからドルに替わったのですが、さすがに助けてもらったから文句が言いにくかったのです。
でも、基軸通貨をドルに奪われたイギリスの怨念は今もあるんですねえ。
それが、AIIBに走らせた原因だと言われていますが、オバマがバカだからしょうがないんです。
オバマは、第二次大戦中にイギリスを率いていたチャーチル首相の胸像が大統領執務室にあったんですが、それを物置部屋に放り込んでしまいました。


まあ第二次大戦でイギリスを勝利に導いた(@アメリカの力で)英雄ですよ。
オバマが外交的にどんだけダメかわかります。
いまでもポンドは、IMFのSDR引き出し権の準備通貨の地位を保っています。
しかしながら貿易量などの指標から言えば、ポンドのシェアは最低で人民元に替わられるところでした。
でも、よかったですね。
中国が突然人民元切り下げをやらかしてくれました。
こういう恣意的な為替操作をする通貨なんか危なくってダメです。
中国経済はもう終わりですから、IMFの準備通貨にはなりません。


ところで悪魔ルーズベルトが、アメリカの日系市民を拘束して収容所送りにしましたが、ドイツ系市民は拘束されていません。
これは人種差別だ!と思っていましたが、その通りです。
ただし、移民国家アメリカの人口の構成割合で最大は、ドイツ系移民だったんです。
日系アメリカ人の拘束は簡単でも、アメリカの人口で最大の割合を占めるドイツ系を拘束したら政権がもたんでしょ。