1997年に韓国が通貨危機を迎えたとき、ナットクラッカー現象というものが語られました。
つまり、クルミ割りですな。
両側から、堅い木でクルミを挟んで潰す道具がナットクラッカーです。
クジラに挟まれたエビとかいう言い方もあるけど、韓国はずっと中国の属国だったのに、海の向こうに日本という新しい大国が出現して、日本の明治以降新たな局面を迎えています。


通貨危機のときは、値段は高いが韓国より技術力に優れた日本製品と韓国より技術的に劣るけど安い中国製品に挟まれてクラックしてしまったのです。
クラックしてしまうと、金融業が未熟な韓国に金を貸していた欧米の金融機関はさっさと逃げます。
日本の金融機関は、最後まで資金供給を続けたのに韓国側はその当時こそ感謝していたのに、韓国の通貨危機は日本が最初に資金を引き揚げたと世界中に吹聴したのです。
それを知った日本の金融機関は、恩知らずな韓国に怒り心頭です。
次は助けない!と憤っています。


さて、逆ナットクラッカー現象とは何か?
円安のおかげで、韓国より技術力が高いのに韓国より安い日本製品と、日本製には及ばないけど韓国より技術的に優れて安い中国製品に挟まれているのが逆ナットクラッカー現象です。
これは1997年と違って、逃げ場がありません。