韓国のセウォル号沈没のとき、日本からの救援申し出を韓国が断ったのは、中国が四川大地震の救援申し出を断ったのと同じ理由でした。
四川省には、人民解放軍の核基地があるんです。
だから、外国の救援隊(軍隊)が来るのを拒否しました。
当たり前と言えば、そのとおりです。
なにしろ、中国の核戦略は全くその内容が明らかになっておらず極めて不透明なのです。
米露が核軍縮を進める中で、世界で唯一核軍拡をしているのは中国だけと言われています。
セウォル号の場合は何かというと、海軍基地です。
そもそも、沿岸海軍であって未だ休戦状態である北朝鮮が本来の敵国のはずですが、この基地は外洋海軍基地です。
でも、北朝鮮を敵国じゃなくて味方と考える親北派が相当数いるのです。
日本で、福島瑞穂らが北朝鮮の拉致問題を「でっち上げ」と決めつけて嘘をつき続けていたのと同じ構図です。
中国に擦りよる韓国は、この基地を中国に提供すると考えられます。
むむむ~!
日清戦争前の状態に戻っています。
根本的な問題として、なぜわが国は朝鮮半島を併合したのか?
それは、清王朝かロシアが半島を支配したら、わが国の安全保障が脅かされるからです。
日清戦争と日露戦争も、わが国から至近距離の朝鮮半島を誰が支配するかの争いだったのです。
近代化黎明期の日本は、清王朝から圧力を受けていました。
しかし、辛くも清王朝支配を免れて、続くロシアとの戦争にも勝利します。
今再び危機が訪れようとしています。
中国の属国は、日本を仮想敵国にしつつ、軍港を中国に使わせようとしています。
朝鮮半島など、日本にとってドーでもいい国ですが、日清・日露戦争を戦ったのは、これほど近くに日本を脅かす国の属国があってはならないからです。
中国の属国が、済州島の海軍基地を中国に提供することがわが国の安全保障を脅かすことは明らかです。