スウェーデンって国は遠いけど、なんか親近感を感じるんですよねぇ。
日本人が15人も戴いている自然科学系のノーベル賞はスウェーデンの皆さんが選んでくださったわけです。(元日本人の南部陽一郎さんを含めると16人です。)
(平和賞は政治的色彩が強すぎて、私は価値を見いだせないのです。まあ、共産党に殺されかかっていた劉暁波氏の命を救ったのは確かですが。)
北欧の人は、その厳しい自然の中で忍耐力と勤勉さを身につけています。
そんなところに日本人と共有できる価値観があるように思います。
神話にしても、ギリシャ・ローマ神話は人間が困ったとき神(=自然)が助けてくれますが、北欧神話は神々さえ死んでしまう過酷な神話です。
日本の中でも、北海道や東北地方の方は忍耐強いと言われているわけで、あながち外れた見方じゃなさそうです。
ヨーロッパも王国が減ってきて、主要国で立憲君主制はイギリスとスウェーデンにベルギー、オランダくらいになっています。
憲法がどうなっているのか知りませんが、参考に出きるんじゃないでしょうか。
この国は、かつて永世中立国だったんですが、今は北大西洋条約機構(NATO)に加盟しています。
なにしろ隣にロシア(ソビエト連邦)という共産主義の帝国主義国がいたのだから止むを得ないでしょう。
そんなところも、傲慢で強欲で傍若無人な中国に隣り合う日本とよく似ています。
スウェーデンの領海には、旧ソビエト連邦の原子力潜水艦が侵入していました。
これも日本と似ていまして、中国の原子力潜水艦が日本の領海を潜水したまま(=作戦行動のまま@国際法違反)通過する事件が起こっています。
日本の場合は、中国の潜水艦にソナーを投下しただけです。
それはそれで、中国潜水艦に大音響で捕捉されているというシグナルと、いつでも攻撃される可能性があるという恐怖心を与えたと軍事評論家の小川和久さんは言っています。
でも、逆に中国はここまで明らかな領海侵犯をやっても日本が攻撃してこないことを確認したかったのではないでしょうか。
スウェーデンは、ソビエトの潜水艦に爆雷を投下しています。
さて、泥棒か強盗らしい奴が家に入ってきたとき、
「どちらさんですかあ?お家に帰るまで見守っていますよ。」
というのが日本の対応です。
これで、泥棒や強盗から国民を守れるんですかね?
続く・・・・・