地球の大気の組成って、
窒素78% 酸素21% アルゴン0.9% 二酸化炭素0.04%と言われています。
ただし、これには非常に重要な成分が抜けています。
それは何かと言うと、水蒸気です。
地球大気における水蒸気の分圧は非常に大きいのですが、季節や場所それに1日の中でも変動するから敢えて表示しません。
これは地球だけの特徴です。
二酸化炭素は、半導体製造に使われる「希ガス」アルゴンよりはるかに少ないのです。逆にアルゴンを「希ガス」と呼ぶのは如何なものかとも思うのです。
地球以外の岩石型惑星では二酸化炭素は、大気の主要な成分ですが、地球では葉緑体型光合成でほとんど消費されてしまいました。
葉緑体型光合成と言ったのは、光合成をするのは植物だけじゃないからです。
葉緑体は、ミトコンドリアと同様に真核生物と共生関係を持った別の生物だったと考えられています。
葉緑体を持たない光合成細菌がいますが、光合成の仕方が違います。
一般に、植物は二酸化炭素を吸って酸素に「浄化」して吐き出すと誤解されていますが実際は違います。
本当は、二酸化炭素を材料にして「糖」を作っています。糖質を「炭水化物」と言うように、二酸化炭素だけじゃ糖が作れません。
水から水素を剥ぎ取って二酸化炭素を糖に固定します。
そして植物は、水素を剥ぎ取られた水の残り滓である酸素を吐きだすのです。
このゴミ溜めのような世界に生まれた私たちは、かくも限界まで生物汚染されて変わり果てた地球環境を美しいと感じています。
ウンコを見てご馳走と思うハエと我々は五十歩百歩かも知れません。
酸素は葉緑体の排泄物なのですから。
さて、窒素78% 酸素21%の大気であれば、間違いなく地球の気温は数十度低いはずです。
それを平均15度にしているのは温暖化ガスです。
それは、二酸化炭素なのでしょうか、否!違います。
地球最大の温暖化ガスは、水蒸気なんです。
わずか0.04%の二酸化炭素が増えたくらいで、こんなに気温が上がるのか?
地球温暖化の原因が二酸化炭素というのは、何かおかしいと感じていました。
でも、ここまで執拗に温暖化の原因は「二酸化炭素」悪玉説を聞き続けていると、世界中が洗脳されているんじゃないか?
続く・・・・