ウイグルを武力制圧している中国は、またまたウイグル族系住民を激しく弾圧しています。
4年前の騒乱で、中国の武装警察官にウイグル族3000人が殺され1万人が行方不明となりました。それが今年になってもウイグル族の武装グループと警察が衝突を繰り返しています。
中国がウイグルを放さないのは、エネルギー資源があるからです。
中国は最近キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンへと進出しています。
さらに、進めばアフガニスタン、イランへと抜けます。
アフガニスタンは何もない所と思われていましたが、アメリカの石油会社の調査で石油のあることがわかりました。
中国もそれを知っています。
教えてもらったんじゃなくてサイバー攻撃で盗んだのです。
旧ソビエト連邦圏の中央アジアから、パイプラインで石油と天然ガスを持ってこようとするわけです。
しかし、無神論者の中国共産党はイスラム教徒と元々対立関係にあります。
「文明の衝突」で有名なハンティントンは、ここで中国文明とイスラム文明の衝突が起こると予言しています。
その予言を裏付けるように、キヤノングローバル戦略研究所の宮家さんが恐るべき情報を入手したということです。
シリアの反体制勢力がウイグル族イスラム過激勢力の訓練をしているというのです。
ウイグルにもテロリストを送り、最近シリアで内戦に加わっていた男が逮捕されています。
シリアが片付いたら、テロリストたちは活躍の場を求めてパイプラインに沿って中国へとやってくることでしょう。
中東型のジハード(聖戦)が中国にやってきます。
ソビエト連邦を崩壊させるまで追い込み、アメリカもついに抑えることができなかったジハードがトヨタのハイラックスに乗ってやってくるのです。
中国は、軍事費より多い年間7兆円の治安維持費を支出しています。
経済の雲行きが怪しくなってきて、さらに中東のテロリストたちがワンサカやってきて大丈夫なんでしょうか?
大丈夫じゃないと思います~♪