「病院でレントゲン4枚も撮ったから気をつけないとな。」
という人がいて、
「気になるんだったら『活性水素水』って市販されているじゃないですか、あれ飲んだらいいですよ。』
つまり、レントゲンで身体がどうなるかというと「活性酸素」ができるんです。
活性水素水を飲むと、活性酸素と結びついて水にしてくれます。
活性酸素が遺伝子を傷つけて、それが修復し損なうとガンになります。
だから、活性酸素を始末してやればいいのです。
しかし、人間には遺伝子の傷の修復能力があって、毎日自然放射能や運動などで遺伝子が傷ついても簡単にはガンになりません。
「そんなんでいいなら、なんで一般的に飲まないんだろう。」
活性酸素は、激しい運動や喫煙、飲酒、暴飲暴食などでもできます。
だから、そんなことを気にしていたら毎日飲まなきゃいけないし、普通気にするまでもないから。
まあ、気休めってやつです。
「X線とガンマ線は、光と同じ高エネルギーの電磁波の一種で、基本的に同じものです。違うのは線源だけ。」
「センゲン?」
「放射性物質から出るか、高エネルギー電子をタングステンの電極にぶつけて出るかの違い。」
原爆のガンマ線が空気の分子を構成する原子から電子を叩きだすのと同じことがX線でも起こっているということです。
だから活性酸素ができるわけです。
それに、あなた毎日タバコを吸っているでしょ。
タバコには、数々の発ガン物質が含まれているし、リン系肥料に含まれるウランが放射性物質ポロニウムになってタバコの葉に含まれています。
ポロニウムは揮発性があるので、葉に含まれたポロニウムは100%気化して煙の中に出て肺に吸い込まれます。
パレスチナのアラファト議長は、病死ではなくポロニウムによる暗殺の可能性が指摘され先ごろ墓から掘り出されています。
それくらいの毒を毎日吸っているのだから、レントゲン写真の4枚や5枚を1日に撮ったからってどうということはありません。
セシウムのことが一時期さかんに言われて、粉ミルクを溶かすミネラルウォーターが品切れになり涙目になっているママさんがいました。
今、福島の子どもたちの検査をすると、もうほとんど検出されないんです。
ダイオキシンみたいに、身体に蓄積されると信じている人が多く、一度取り込んだらガンになると誤解されています。
実際には、カルシウムと同じ代謝をするから、どんどん身体の外に出てしまうのです。
「あれは蓄積しないから心配ない。」と言っても、
「本当????」と、疑う人の多いこと。
マスコミはそんなことは伝えずに、無闇に放射線の恐怖ばかり煽るから「風評被害」が生じるのです。
風評被害の加害者は、東京電力ではなくマスコミと政府だとハッキリさせなくてはいけません。
何が危険で、何が危険ではないのか正しく恐れる必要があるのに基準がハッキリしません。
学者の意見もイデオロギーによって、真っ二つに分かれているのが現状です。
御用学者と言われる東工大助教の澤田哲生先生や反原発テロリストの飯田哲也みたいな両極端になってまるで議論が噛み合わないのです。
これが日本の困ったところで、議論するのは結構なんだけどベースにあるのがイデオロギーで科学じゃない。
学者だったら科学のベースで議論して欲しいのですが、それができない。
困ったものです。