I don't drink coffee l take tea my dear
I like my toast done on the side
And you can hear it in my accent when I talk
I'm an Englishman in New York
See me walking down Fifth Avenue
A walking cane here at my side
I take it everywhere I walk
I'm an Englishman in New York
I'm an alien I'm a legal alien
I'm an Englishman in New York
I'm an alien I'm a legal alien
I'm an Englishman in New York
これはスティングのヒット曲「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」の歌詞(一部)です。
私はこの曲が好きでしてCDを擦り切れるほど聴いたものです。
もっとも光学ピックアップでは擦り切れようもありませんが。
この曲はスティングがニューヨークに住むイギリス人の老人をモデルに書いたものなんだそうです。
面白いフレーズがあって、
A gentleman will walk but never run
紳士とは歩くもので決して走ったりはしない。
なるほど英国紳士とは寝坊できませんな。
コーヒーではなく紅茶を飲み、トーストはよく焼く
五番街を歩くときもステッキを手放さない
ニューヨークにあってもバリバリの英国紳士
法的には異邦人であるこの老人はスティングに語ったのだそうです。
「何か犯罪を犯してみたい。」
「誰も傷つかない素敵な犯罪を」
はて、誰も傷つかない素敵な犯罪とはどんなものだろうか?
コンコルド広場のオベリスクに22メートルのコンドームを被せるようなことか?
普段はこんなです。
もっともこれはベネトンが世界エイズデーに許可を取ってやったことだから犯罪じゃありません。
大阪の御堂筋にあるブロンズ像に何者かが赤い服を着せました。
これが犯罪かというと、おそらく落書きと同じ文化財保護法違反、器物損壊罪、軽犯罪法違反のいずれかに当たると思われます。
ただ、服を着せただけでペンキが浸み込むというような損害を与えたわけではありません。
それでも原状に回復するにはそれなりの迷惑をかけたので犯罪であることは確かです。
しかし、ブロンズ像一体一体に合わせて採寸しデザインするなどなかなか見上げたものです。
見て喜んでいたオバチャンもいたようだし、素敵な犯罪ってこんなことかな、という気持ちになりました。
まあ、犯人が捕まっても、お説教して起訴猶予くらいにしてあげて欲しいものです。