ブログ始めたころに書いた話題ですが、この話好きなんですよねえ。
季節だからもう一回。
今日はミョウガ(茗荷)を買ってきて冷奴をいただきました。
ミョウガは、生姜の仲間の花のツボミです。
近年のエディブルフラワーの元祖とも言えましょう。
茗荷は昔から「物忘れ」をするという俗信があり落語の枕にも使われています。
宿屋の夫婦が悪だくみをしています。
「おい、オマエ。ミョウガをたくさん仕入れてきたんだが、お客に食わせるとしよう。」
「それがどうかしたのかいお前さん。」
「どうしたってオマエ、ミョウガを食うと物忘れするだろ、お客がお発ちになるとき宿賃をいただくよな、
そのあとで『お客さまお宿代をお願いします。』という、奴さんもう払ったことを覚えちゃいないよ。
2回いただけるじゃないか。」
「お前さん賢いねえ、ズルが付くけど・・・」
夫婦は宿泊客に「こちらの宿場の名物でございます。」とミョウガ尽くしの料理をだして翌日のこと。
「あるじ!女将!世話になったね。」と客が発ったあとのこと
「オマエ、何か金目のものを忘れていないか見て来い。」
「お前さん何もないよ。」
「何か忘れてないか?」
「あ!宿代払うの忘れていきやがった!」
というオチです。
釈迦の弟子の一人にスリ・ハンドクという男がいました。
こいつがなんとも激しく物忘れをする奴でした。
他人の名を最近思い出せない私ですが、ハンドクは自分の名前さえ忘れるほど激しい!
不憫に思って釈迦が名札を作り首からぶら下げてやりました。
そりゃいいんですけど、敵もさるもの・・・・
「むー、俺の首から下がっている札に書いてあるのはなんだったっけ?」
釈迦も、「そー来たか」とボケについていけなかったのではないでしょうか。
そんなハンドクが死んで埋葬された場所にたくさん草が生えました。
「名」を「荷う(になう)」自分の名前も覚えられず名札を荷っていたハンドクの墓に生えたのです。
この草にハンドクをしのんで「茗荷」と名づけたというお話。
そんな仏教の故事にちなんで、ミョウガと物忘れが関連付けされたのです。
当然ながら、ミョウガ=物忘れ説は濡れ衣です。
季節だからもう一回。
今日はミョウガ(茗荷)を買ってきて冷奴をいただきました。
ミョウガは、生姜の仲間の花のツボミです。
近年のエディブルフラワーの元祖とも言えましょう。
茗荷は昔から「物忘れ」をするという俗信があり落語の枕にも使われています。
宿屋の夫婦が悪だくみをしています。
「おい、オマエ。ミョウガをたくさん仕入れてきたんだが、お客に食わせるとしよう。」
「それがどうかしたのかいお前さん。」
「どうしたってオマエ、ミョウガを食うと物忘れするだろ、お客がお発ちになるとき宿賃をいただくよな、
そのあとで『お客さまお宿代をお願いします。』という、奴さんもう払ったことを覚えちゃいないよ。
2回いただけるじゃないか。」
「お前さん賢いねえ、ズルが付くけど・・・」
夫婦は宿泊客に「こちらの宿場の名物でございます。」とミョウガ尽くしの料理をだして翌日のこと。
「あるじ!女将!世話になったね。」と客が発ったあとのこと
「オマエ、何か金目のものを忘れていないか見て来い。」
「お前さん何もないよ。」
「何か忘れてないか?」
「あ!宿代払うの忘れていきやがった!」
というオチです。
釈迦の弟子の一人にスリ・ハンドクという男がいました。
こいつがなんとも激しく物忘れをする奴でした。
他人の名を最近思い出せない私ですが、ハンドクは自分の名前さえ忘れるほど激しい!
不憫に思って釈迦が名札を作り首からぶら下げてやりました。
そりゃいいんですけど、敵もさるもの・・・・
「むー、俺の首から下がっている札に書いてあるのはなんだったっけ?」
釈迦も、「そー来たか」とボケについていけなかったのではないでしょうか。
そんなハンドクが死んで埋葬された場所にたくさん草が生えました。
「名」を「荷う(になう)」自分の名前も覚えられず名札を荷っていたハンドクの墓に生えたのです。
この草にハンドクをしのんで「茗荷」と名づけたというお話。
そんな仏教の故事にちなんで、ミョウガと物忘れが関連付けされたのです。
当然ながら、ミョウガ=物忘れ説は濡れ衣です。