国歌斉唱を拒否したというなら証拠を示せ!! 菅直人首相(63)が3日午前の衆院予算委員会で、自民党の平沢勝栄氏(64)から国歌斉唱について質問されると、声を荒らげてヤジまで飛ばした上で反論した。菅氏は首相就任後は「国歌斉唱もしている」と明言しているが、1999年に国旗国歌法が成立した際には反対票を投じている。
カン菅に怒った。3日午前、質問に立った平沢氏は、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚の来日や、革マル派と枝野幸男幹事長(46)の覚書などについて質問。そして最後に菅首相の「国旗・国歌」に対する姿勢を追及したときだった。
「2002年5月31日のラジオ番組で、君が代斉唱を拒否した」
平沢氏は番組関係者から聞いた話として、RFラジオ日本で深夜に放送されていたミッキー安川氏(故人)の番組では冒頭に出演者全員で君が代斉唱をしていたが、当時、菅氏は「歌いたくない」といって歌わなかったと詰め寄った。
このエピソードは元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏(50)も6月5日付のサンケイ・エクスプレス紙のコラムで、ミッキー安川氏から直接聞いた話として取り上げている。
これに菅氏は猛然と反論。首相という立場にもかかわらず、平沢氏が質問をしている最中から「調べてください」「証拠を出してください」「違う」とかなり激しい口調でヤジを飛ばした。
さらに答弁に立つと、「そこまで言われるんだったら、誰がどういう根拠でいったのか、あるいはテープでも出してください」。続けて「私は小学校中学校の時代から国歌を斉唱しなかったとか、そういう態度をとったことはありません」と断言した。
そして平沢氏がソースとして番組関係者の名前を挙げているにもかかわらず、もう1度「そこまで言うのならきちんと証拠を挙げていただきたい」と興奮した様子でまくしたてた。
衆参ねじれの国会で野党に“平身低頭”だった菅首相が、衆院予算委員会2日目で早くも“イラ菅”の本領を発揮した。
(サンスポSANSPO.COM)
この件では、今朝のテレビを見てたら、テレビ局がラジオ日本に内容を確認して間違いないとの回答をもらっていました。
記事の内容を読んでも、平沢議員がいいかげんなことを言っているとは思えません。
まあ、はっきり言って「証拠はある」と言えると思います。
ということは、質問される首相自身が平沢議員の質問中にヤジを飛ばし、かつ嘘をつき通したことになります。
これが、「当時のことは当時のこととして、今は君が代斉唱はしているし、国旗にも敬意をはらっている。」と答えたなら、
「さすが政権党の党首にして首相であり自衛隊の最高指揮官だ。」と感心したことでしょう。
でも、こんな噓つきが首相とは情けないことです。
カイワレ大臣時代から嫌いな政治家でしたが、鳩ぽっぽよりは期待していただけに残念です。
野党時代は他人のことを攻撃するのは得意でしたが、自分が攻撃されるのは大嫌いなんですね。
質問を受けても逆質問を返すなど、首相にあるまじき答弁が目立ちます。
たった1日だけの平身低頭とは、前日の涙目はなんだったんでしょう???