「ソーリ!ソーリ!ソーリ!ソーリ!ソーリ!」で有名な・・・・
秘書給与の流用で有罪判決を受けたことのある辻本清美議員が、社民党に離党届を出しました。
離党の理由がわかりにくいのですが、「小さい政党では政策が実現できない。」というのです。
じゃあ、無所属になったら実現できるのかよ!?というツッコミを入れたくなるでしょ。
「批判しているだけではダメなんだ。政策を実現させなきゃ意味がないんだ。」とも、
お前、国会議員15年生で今頃気づいたのかよ!というツッコミも入れたくなるでしょ。
しかし、コイツほど権力の甘味の魅力に取り付かれた及びそれを隠そうともしない議員というのは初めて見ました。
社民党が普天間問題で連立を離脱するとき、泣きじゃくって副大臣辞任をしたくないと言う姿は見苦しかったです。
そのときの顔には「福島さん、あんただけ離脱しなさいよ!あたしはこのまま副大臣でいたいの!」と書いてありました。
大体、昨年の衆議院選挙で当選できたのも民主党の選挙協力のおかげだったわけです。
同じ選挙区で今年の参議院じゃ社民党候補は惨敗でした。
次の選挙じゃ、以前1度落選したときの二の舞になるのは必至です。
落選議員の悲哀を知っているだけに、危機感は相当なものでしょう。
民主党は4年間の衆議院任期を全うする気らしいですが、無理ですね。
結局、財源もなしに約束したマニフェストを守れないのは明らかです。
「財源なくして政策なし!」と言った岡田外務大臣が総理になっていたら、もっと違っていたのにねえ。
そんなわけで、辻本議員は衆議院の解散が来年4月と予想しているのです。
すなわち社民党にいたら、議員人生はそこで終わり。
田中真紀子議員のように一時無所属で、年末くらいに民主党入りして選挙準備にかかる予定なのでしょう。
ああ、嫌だ嫌だ・・・
それにしても、社民党は福島党首と辻本議員の二枚看板でやってきましたが、看板が一枚抜けるダメージは大きいです。
自民党から出た新党組とは党に与えるダメージの大きさがまるで違います。
こいつ罪深いなあ。