「空飛ぶプリウス」とは、飛行機版のプリウスが発売になるのではありません。


Newsweekの7月28日号によれば、70年前(1937年)に描かれた未来の飛行機が、今も夢見られているということです。
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たとえば、胴体と翼が区別つかないような飛行機ですが、表紙のイラスト(1937年)と2006年に飛んだNASAの実験機Xー48は、ほとんどソックリです。

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しかしながら、京都議定書に基づいて航空機の燃費は、確実によくなっているようです。
1985年と比べて、商業機は乗客1人を100km運ぶのに8リットルのケロシン(航空燃料)を使いました。いわば空の「ハマー」です。
ところが現在は乗客1人を3.5リットルで100km運べます。
その間、「プリウス」は1ドライバーが地上で同じ距離を走るのに3.8リットルの燃料を燃やすのです。
つまり、新しい飛行機の燃費は「空飛ぶプリウス」だというオチみたいです。



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ちなみに、このボーイングSUGARはハイブリッド推進エンジンを搭載しているんだそうですが、詳しい説明はありませんでした。一応ジェットと電動ファンを組み合わせて飛ぶらしいのですが、それ以上わかりません。残念・・・