総理大臣が菅さんで、官房長官が仙谷さんというまともが組み合わせで、落ち着くところに落ち着いたという感じです。
枝野さんが幹事長は意外でしたが・・・。

おかげで民主党の支持率が急上昇しました。
たぶん、内閣支持率も鳩山さんに近いがそこまでは行かない支持率になるでしょう。
すでに政権交代したところで、それだけで何かがよくなるわけじゃないことが証明されています。
しかも、財政破綻の不安もでています。


そういう意味では、菅さん仙谷さん二人とも消費税の増税を訴えているし菅さんは直近に財務大臣を経験したことがプラスに働いて欲しいものです。
本来、消費税の議論は直接税に偏りすぎている所得税・法人税減税とのセットでされるべきものです。
心配なのは、バラマキを改めないまま埋蔵金を使いきった政府が減税とセットの議論ができるかという問題です。
とりあえず選挙のマニフェストにそれが書けるのかが最初の試金石となりそうです。
ここで甘いことを言うようでは民主党は今度こそ信用されなくなるでしょう。
それにしても、小沢さんの処遇に苦労しそうです。
最大派閥ですから冷遇すればまた新党を作られそうですし、厚遇すれば「結局は小沢院政か」と国民からソッポを向かれるし・・・・です。

さて、民主党の支持率急反発で一番ワリを食ったのがみんなの党です。
みんなの党の支持率が下がったのは、民主党ばなれの受け皿だったからで、さらに加えて無党派層が民主党にもどったのもマイナスでした。
これでだいぶ票の読みが狂ったでしょう。
次が自民党でしょうか。ほぼ拮抗または逆転するところまで追いつめながら、土俵際でうっちゃられた格好です。
鳩山内閣は、戦後5番目となる短命政権でしたが、後継政権は選挙管理内閣ではなく本格政権の可能性が高いです。


でも、私は菅直人が大嫌いだ!!!!!!!
何度も書いていますが、菅厚生労働大臣のとき大阪で病原性大腸菌O-157による食中毒が発生しました。
それを菅直人は羽曳野農園のカイワレダイコンのせいにしたんです。
東京工業大学出身の菅直人が、カイワレダイコンでO-157食中毒が発生するなどという非科学的な厚生労働省の役人がした報告をまともに信じるはずがありません。
私の科学的常識に従えば、おそらく牧畜農家に原因があったと思います。確証はなくても怪しい農家はあったはずです。
それを農家じゃない奴の責任に押し付けることにしました。つまり・・・

農協と結託して、カイワレダイコンを工場生産している会社を生け贄のヤギにしたのです。

農業票は守っても、羽曳野農園は切り捨てられたのでした。
濡れ衣を着せられた羽曳野農園の社長を東京駅で目撃した私は心が痛みました。
ひらのXX的日常-o-157

罪滅ぼしに、パフォーマンスでカイワレダイコンを食って見せる菅直人の姿が忘れられません。


コイツ本当は大嘘つきなんだ!
という印象が死ぬまで抜けないでしょう。

一人の企業家を政治力で殺しておいて、安全に決まってるカイワレを食って見せています。

安全だから美味いよな・・・


まあ、そんなことは私が思っているだけで、今度の内閣には期待しています。
本当です。
大嫌いでも期待しています。