中国新疆ウイグル自治区の約1億6000万年前(ジュラ紀後期)の地層から、鳥類に近い恐竜の化石が見つかり、新属新種に分類された。米ジョージ・ワシントン大と中国の古脊椎(せきつい)動物古人類研究所の研究チームが29日付の米科学誌サイエンスに発表した。
鳥類は恐竜から進化したとの説が有力だが、初期の鳥類「始祖鳥」より古い近縁の恐竜化石は少ししか見つかっておらず、進化過程の解明に役立つと期待される。
この化石は全長約1.4メートルで、欠けている尾の先を含めると、1.9~2.3メートルと推定される。前脚が短く、一部の指だけが太く鋭いのが特徴のアルバレツサウルス類に分類され、「ハプロケイルス(属)ソルラス(種)」と命名された。 
ひらのXX的日常-hapuro

以上が報道記事です。


恐竜は三畳紀に誕生し、ジュラ紀に発展し、白亜紀にもっとも栄えましたが、6500万年前に絶滅しました。
白亜紀後期の始祖鳥より古い化石がなかったことから、恐竜と鳥類との直接的つながりに疑問を持つ専門家もいました。


今回ジュラ紀の羽毛恐竜発見でミッシングリンク(失われたつながり)がつながったということになります。
現存の哺乳類ではゾウなど大型の動物では毛が貧弱です。
体温の維持に小型の哺乳類ほど毛の必要がないからです。
むしろ放熱の方が重要となってきます。
比較的小型の恐竜が羽毛を持つようになったのは、その必要性があったからです。
ジュラ紀は、恐竜の基本型が固まった時期だったかもしれません。


映画「ジュラシックパーク」に登場する恐竜の多くは、白亜紀のものです。
ただ、「白亜の公園」よりは、フランスの地名から取った「ジュラ」の方がアメリカ人にとって異世界をイメージさせやすかったようです。


ところで中国と言っても、またしてもウイグル族から奪った土地から発見されたものです。
チベット族からはパンダを奪い、ウイグル族からは化石まで奪ってしまいます。貪欲さには恐れ入ります。
これから、わずか数十年のうちに日本が中国領日本自治区になっていないと誰が言えるでしょうか。
とりあえず日本海の天然ガス田は、中国のものになったようです。
小沢さんなら、間違いなく「日本自治区」なっていると誇らしく答えるでしょうが・・・・・