茨城県の空港がオープンするそうですが、国内便が1便もないんだそうです。
韓国との便が1つあるだけで、計画時の利用者数は80万人でしたが実際には10万人程度。
そんな空港に飛ばされていた日本航空こそ被害者です。
じゃあ、加害者は誰なのか?
自民党の族議員たちです。
予想利用者数を大幅に水増しして見積もった官僚は、その片棒を担いだわけです。
なつかしいです。
空港を欲しがる地方も悪いですが、なんで欲しいかといえば土建業の仕事が欲しいからです。
建設業というのは、雇用に効くんですよねえ。
非熟練労働者を建設業ほど大量に雇える産業はありません。
産業のない地方で雇用を守るには公共事業が最適なんです。
本当なら、産業を興しまたは誘致することが本来の対策なんでしょうが、さらに利権が絡んでいるから公共事業に頼ることになるんです。
もっと早く政権交代していたら、もしかしたら無駄な飛行機を飛ばすために無駄な空港をつくる必要はなかったかもしれません。
小沢さんが胆沢ダムがらみでゼネコンから大金を受け取っているんじゃないかとの疑惑があります。
だったら自民党と全然変わらないじゃないか!
結局、政府出資の航空会社は食い物にされるしかなかったかも知れません。
でも、自民党よりは多少マシだったんじゃないかな?
ただ、民主党の経済政策は支離滅裂ですから、他の企業は甚大な被害を受けることでしょう。
そのあたりは明日にします。