A ring of water vapour is created around pilot Lt. Justin Halligan (L) and Lt. Michael Witt (R)
as they fly their F/A-18F Super Hornet airplane within 200mph of breaking the sound barrier
while performing at New York Air Show at Jones Beach in Wantagh, New York, May 23, 2009.
ネットで見つけた写真ですが、F/A18Fスーパーホーネット戦闘攻撃機です。
ちょうど音速を超えるところの写真です。
説明によればニューヨークの航空ショーでの一コマらしいです。
文章を読むと、音の壁を突き破るところで、水蒸気のリングを形造っているということですが、ちょっと違います。
水蒸気は気体だから眼には見えません。
これはスーパーホーネットの機体が作る衝撃波によって水蒸気が水滴になり、
要するに衝撃波の格好に雲ができてるってことです。
音は止まっている音源からは同心円状に広がります。
ところが、広がる速さと同じ速さに移動するとすべての音の波は音源の前に重なります。
それはスゴイ圧力になり、最初の超音速機が無事に飛ぶまで多くの機体が見えない壁に当たってバラバラになりました。
いまじゃ音の壁なんて言葉を使う人もいなくなったように思うのですが、久しぶりに英語でお目にかかるとは思いませんでした。