太陽光発電と太陽熱発電があるんです。
ひらのXX的日常-taiyounetsu
(これはコスモ石油が産油国に売り込んでいるシステムです。)


集光板で集めた太陽熱でボイラーを沸かして発電します。
太陽表面の約6000度までは理論的に上がるはず。
アメリカのアリゾナ砂漠などで大規模に行われることになるでしょう。
現在すでに発電されているのですが、コスト的に太陽光発電よりも安くできます。
太陽電池の場合は大規模なものでも、小規模な家庭用のものでも可能であるというメリットはありますが、大規模な発電なら太陽熱です。


砂漠など人が住んでいなくて広い土地が必要なんだろうなあ、と思いますが全世界で千代田区5個分の面積があれば足りるという風力発電と太陽光熱発電も同じ程度の面積で済むようです。

コスト的には水力・風力に比べて割高な太陽光発電ですが、それでも原子力と同じレベルです。
ということは、かなり安いということです。
燃料代が無料ですからねえ。


東京電力が決算で苦労したのは、柏崎原発が停止したために高い燃料の石油や天然ガスによる発電をしなければならなかったからです。
石炭も使っていますが、日本の技術力ほどになると中国みたいにそのまま燃やすのではなくて、ガス化して燃やすんです。石炭ガス化発電です。
それでもほとんど炭素の石炭を燃やすので、そのCO2を地中に閉じこめる手法がもう実用段階です。


原子力とか石炭石油による火力発電は、非常にコントロールしやすいエネルギーなので、再生可能エネルギーですべてまかなえるようになっても、残しておく必要があると思うんです。
アメリカの研究者の報告では、水力発電にその役割を担ってもらう考えですが、日本ではダムを作ることは「悪」だと考える人がいて水力に頼ることはできないと思います。


火山国だから地熱発電はどうかというと、日本は意外に遅れています。
ほとんどやっていないんですよねえ、なぜなんでしょう?
これかなり低いエントロピーが無料で使えるんですけど・・・・?


続く・・・・・