今日はやたらと警官の姿が目に付く日でした。


虎ノ門方面に行くのに時間がないから、タクシーを使おうと思ったら
交通規制でかえって時間がかかるんじゃないかと地下鉄に。
行く道々話したのが、来日したアメリカ大統領こんな酷い仕打ちをされたのは初じゃないかということ。


今回の来日は何しに来たんだかサッパリわかりません。
普天間基地はどうなるか全く方向性が定まりません。
このタイミングで在日アメリカ軍に対するいわゆる「思いやり予算」を事業仕分けで廃止すると言うし、
アメリカのテロとの戦いからは撤退して民生支援に切り替えるというし、

その代わりの小切手外交にムリムリ高い評価をさせられるし、
大統領が帰国するまえに、鳩山首相は後足で砂をかけるようにAPECに出席するため出国してしまいます。


だいたい大統領就任から「100日は蜜月」と言われるアメリカです。

それを半年過ぎたこの頃では批判も遠慮がなくなります。

この頃ではアフガニスタンの兵員増派で支持者が減ってるんだそうですね。

日本の行動は、そこへ火にガソリンを撒き散らすようなものです。


これは、日米関係を悪化させて鳩山政権に嫌がらせをしようという外務省官僚の陰謀なのでしょうか?

はっきり言って来ない方がよかった程度の成果しか得られないと思います。


結局、帰国してからボロクソに言われるんでしょうねえ。
「あの鳩ヤロウめ!」とホワイトハウスの中で、悔しがるんじゃないでしょうか。


ま、私には関係ありませんが、オバマ大統領には同情を禁じ得ません。

ただでさえ、アメリカ国内では人気が下降しはじめたこの時期に、何の手土産も持たずにまあ、よくおめおめと帰ってきたなと言われかねません。