自衛隊の次期主力戦闘機選びが難航しています。
有力と目されていたF22は世界最強と言われていますが、お値段も世界最高!
日本が導入すると、40機で290億ドルとも言われています。
日本円で1機690億円くらいです。とんでもない値段です。
これは、ライセンス生産で日本国内において製造されるためアメリカでの価格の2倍になるということです。
でも、それにしても高い!
そんな高価なため、アメリカでは生産終了が決まっています。
そのうえ、あまりにも高度な技術の塊であるため技術の漏洩を恐れて輸出禁止にもなっています。
なにしろ、日本の自衛官はハニートラップ(女スパイの色仕掛け)に弱いですからねえ。
防衛庁の秘密資料を持ち出したり、イージス鑑の性能(極秘)資料を持ち出して中国人の女スパイに渡した事件が記憶に新しいです。
これじゃ恐くて日本に軍事技術を簡単には移転できませんよ。
ただし、イージスシステムはハードだけでなく運用や日米の連携といったソフト面で日々進化し続けていると、在日米軍指令官は胸を張ってます。
とはいえ、世界最強と言われるF22を装備することは、
東アジアにおける「中国軍が制空権を握る野望」を挫くために
必要だとするアメリカ議会の一部の声があります。
もちろん冷戦終結で、ローッキード社等も軍の調達機数が減らされたこともあり、ロビー活動に必死でしょう。
F22の特徴はレーダーに映らないスティルス性にあります。
滑らかな面で構成され電波を吸収する機体は、レーダーには音楽CDくらいの大きさにしか認識されないといいます。
ツバメがマッハ2で飛ぶかあ?
F15との模擬戦において、パイロットにはF22が見えているのにレーダーに映っていなかった!こともあるということで、幽霊か吸血鬼みたいな戦闘機です。
F22が1機VS旧世代戦闘機5機でF22の楽勝だったともいいます。
しかし、勝負というものは時の運でしてF18ホーネットに機関銃で打ち落とされたこともあったようです。
今の戦闘機のファイトは電子戦でもあるので、ハイテク機を落とすには誘導ミサイルよりアナログにマシンガンの方が有効かもしれません。
さて、F22がだめなら廉価版のスティルス機F35と現行主力機F15の改良型、主に艦載機として活躍しているF18の改良型をアメリカが売り込んできてます。
ドイツ・フランス等からは、ユーロファイター・タイフーンの売り込みが来ています。
ロシアもスホーイSu-27フランカー、改良最新型のSu-37スーパーフランカーを売り込んできていますが、ロシアも自衛隊も本気とは思えません。
スーパーフランカーってスゴイんですよ!
空を飛びながら森光子が封印した「でんぐり返し(クルビット)」ができるんです。
スゴイけど、それでドッグファイトに勝てるんでしょうかねえ?
じつは、F22もSu-37もエンジン噴射口に推力偏向ノズルを持っていて翼の空力によらず姿勢制御が可能です。
でも、両者の考え方は全く異なりスホーイは低速でアクロバットができるように、F22は翼の空力が利きにくい高速で使うことを考えているんですね。
なんか今日は、つつみさんの食いつきが良さそうな話題になってしまったですねえ!?
よろしく♪