なんか今回は立て続けにやってくれました。
死期が迫っているかのような焦りなんですかねえ。
日本の選挙まで、ずっとミサイルの発射とかやってくれませんか?
さすがの中国も今度はカナーリ怒っているみたいです。が・・・・・
ロシアも危機感を持ってきました。
ロシアは、ヨーロッパでアメリカのミサイル防衛システム配備に反対してきましたが、これでアジアにミサイル防衛の必要性が高まったとアメリカが主張する根拠を与えてしまったと思っています(怒)
最大の後ろ盾である中国は、北朝鮮の崩壊だけはなんとかくい止めたい事情もあります。
これだけ言うことを聞かない子分、しかも共産主義を標榜しながら権力の世襲をする王朝なのにです。
第一に、北が潰れると在韓米軍と陸続きで対峙しなくてはならない。
第二に、難民が中朝国境からどっと流れ込むのを避けたい。
第三に、北の鉱物資源に投資して独占的利権を持っている。
第四に、北と南が統一され核ミサイルの照準がアメリカ・日本から変わるのを避けたい。
これらの理由により中国は北朝鮮を見捨てることができません。
アメリカは日韓ほか西側の強力を得て、外交的に包囲するのとともに中国に協調を求めていきます。
アメリカ単独でも資産凍結など可能で、日本の貿易禁止などよりずっと効果があります。
ただ、アメリカ人記者が2名人質になっているので、すぐには制裁措置の発動はしないでしょう。
さらに、オバマ大統領はブッシュ前大統領のような単独行動は避けるでしょうから、北の求める直接交渉はやりたがらないでしょう。
連携を取るべき韓国も北には破綻して欲しくありません。
ヨーロッパ最強の経済力を誇った旧西ドイツですら東西統一でひどい目に合いました。
もし旧東ドイツ以上に経済の疲弊した北と統一でもしようものなら、今でさえ不況に陥っている韓国と共倒れです。
アメリカは武力行使のオプションを放棄したことはないと言っていますが、周辺国は大迷惑することは間違いありません。
生きていても、死んでも周辺に大迷惑な存在なのです。
そうなると、圧力をかける相手は北朝鮮ではなくて中国なのかもしれません。
6カ国協議で何の進展もなかったのは、中国の責任です。
そろそろ責任をとってもらわないと困ります。