トヨタがプリウスの3代目を発売しました。
ホンダのインサイトが電気モーターアシスト付きガソリン車的ハイブリッド車なら、プリウスはガソリンエンジンで発電する電気自動車が定速走行時はガソリンエンジンでも走る的ハイブリッド車。
パワーと燃費ともに優れたシステムです。
しかしながら、ホンダのシステムは安くできるので2つのエコ(エコノミーとエコロジー)のうち経済性ではインサイトの方が優れます。
あとは、エコロジー性能と車体の大きさをそれぞれのユーザーがどう評価するかです。
すでに8万台も予約があるそうで、インサイトとあわせてハイブリッドカーは特別のクルマではなくなったと言えます。
そう、国内生産の2割がハイブリッドになるのです。
私もエコロジーの意識はありますが、もともとあまりクルマで走らないので何に乗ってもあまり変わりません。
私の好きなシトロエンはPSAグループで、日本の三菱自動車と電気自動車の技術提携をしています。
シトロエンはハイブリッドで戦うのはやめて、当面はヨーロッパで人気の小型ディーゼルで戦い、次は電気自動車での競争を目指すと思います。
フォルクスワーゲンもポロディーゼルでハイブリッドをも凌ぐ燃費性能を叩き出していますから。
いずれにしても、ハイブリッドのような複雑なシステムは長く続かないと思っています。
電池の開発状況によっては、電気自動車に代わられる運命にあります。
ただ、ハイブリッドの凄いところはインフラ整備が全くいらないところです。
歴史的意味は大きかったと思います。