中国で1937年に起きたと言われる南京大虐殺を扱った映画が上映されています。
「南京!南京!」という映画です。
注目されるのは、映画に登場する日本人兵士「角川」の描き方です。
残虐行為を恥じる角川は軍の命令と良心の狭間で悩みます。
最後に捕虜を逃がして、自らは自殺します。
胡錦濤総書記の歴史を史実に基づいて評価し直そうという方針による変化の表れです。
ところが、この映画を見た中国人が怒ってスクリーンに瓶を投げつけるという事件が起きています。
民度が低い国ですねえ。
つまり「日本人の悪逆非道と暴力に耐え、最後には勝つ正しい中国人」を描く娯楽作品ではなく、史実に基づく映画は見たくないのです。
反日は彼らにとって娯楽なのです。
公開銃殺が娯楽として行われる中国で、虐殺は国の伝統です。
昔から虐殺は嫌というほど繰り返されてきたお国柄。
「敵は虐殺をするものだ。」というのが中国の常識です。
日本軍が一般市民を殺害した事実があれば、当時の南京市の人口の何倍もの数の中国人が虐殺されたことになってしまいます。
それも、年を追うごとに被害者はどんどん増えていきます。
まるで、発表する者が競争するように増えていきます。事実はどうでもよいのです。
映画でも悪役が非道であればあるほど善玉が輝いてみえます。
そこに善良な日本人「角川」が登場することは中国人にとって娯楽作品として絶対に許せないのです。
抗日運動から出発した中国共産党としては、「反日」とは「党是」であり「中国」にとっては「国是」でした。
戦後60年以上にわたり「愛国=反日」教育を続けていたことで、偏狭な歪んだ根性を国民に植え付けたことに指導層も修正をかけようとし始めました。
ところが、教育だけじゃないのです。
「反日」は娯楽なのです。
この玩具の良いところは反政府の不満に目くらましの効果があるところです。
だから、今まで政府は反日を奨励してきました。
ところが、中国も近代化し国際社会で地位を得ようとすると、ちょっとみっともないかな。
何かもっと面白い玩具を国民に与えないと国民は納得しないと思います。
毎年、数万人を日本ツアーに連れて行くとかですね。
香港の不潔なディズニーランドと全く違う東京ディズニーランドを見せてやりましょう。
秋葉原のメイド喫茶に連れていきましょう。
ピンクの髪のメイドさんが、オムライスにケチャップでハートを描いてくれるんですよ!
東京近郊の観光地だけじゃありません。いろんな地方も回ってみせるんです。
どこの地方に行っても、寿司屋の板前さんは旨い料理と細やかな心配りを見せてくれます。
どこに行っても日本人は親切で礼儀正しい国民だと知るでしょう。
(富士スピードウェイや鈴鹿サーキットのキャンギャルオンステージも見せてやりたいが・・・)
本当の日本を知れば、みんな日本が大好きになるはずです。