国民的には鳩山@宇宙人兄さん以外だったら誰でもよかったのに、よりによって鳩山さんです。
意外に危機感がなかったんですね。
124票対95票なので、岡田さんも健闘しました。
というより、時間がかかれば世論の後押しでもっと岡田さん有利になると読んだ小沢さん正解でした。
国会議員の票だけなら小沢さんの禅譲(中国で自分の子以外の優れた者に帝位を譲ること)する鳩山さん有利。
地方議員票も取り入れたらどうかという意見を一喝で封殺した小沢さんの豪腕は健在でした。
民主党内のグループ勢力図からみれば、150票対70票くらいでしょう。
それがこの差に縮まりました。
自民党みたいに多数の候補が国民に所信を述べることで、アピールすることもできたはずです。
でも、それをやったら鳩山さんが負ける。
だから、やらない。正解です。
さらに人材不足が明らかになってしまいました。
結局、過去の代表経験者しか候補になりえない。
さらに、岡田さん以外に小沢さんを恐れず戦う人がいないことが明らかになりました。
小沢さんは麻生さんと党首討論をやると表明しました。
その時点で、「あ、辞任して逃げるな。」と予想できました。
じつに見苦しい姑息で卑怯な手に出ました。
そんで後継に「一蓮托生」と言っていた鳩山さんが出るのは反則でしょう。
本来なら他の人に譲るべきでしたが、小沢さん辞任の条件に傀儡があったからと思います。
苦渋の選択ってやつですか。
傀儡(かいらい)というのは「操り人形」のことです。
傀儡政権というのは・・・・、
たとえば中国東北部に日本軍が愛新覚羅溥儀を皇帝に建国した満州国みたいなもんです。
ラストエンペラーは、自分の意思ではなく日本軍の意思を代弁したわけです。
鳩山@宇宙人兄も同じなのでしょう。
小沢さんの代理人として代表をお勤めになり、小沢さんの手腕で選挙を戦うことになります。
さて、対する自民党ですが小沢さんと一緒に祝賀ムードになっているのではないでしょうか。
これで戦いやすいとか、攻めやすいと喜んでいると思います。
自民党の55年体制は機能不全に陥っています。
しかし、それを攻撃するはずの民主党が自らコケる癖を出しました。
最低です。