最近、東大の学者が「翼竜は飛べなかったのではないか」という説を唱えています。
現生の鳥類で飛ぶことのできる最大のものはアホウドリで、体重40kgくらい。
それより重い鳥は飛ぶことができません。
最大70kgもあったであろう翼竜は飛べなかったと言う説です。
もっと細かく羽ばたきの速さなども検証していますが、おおまかにはこんな説。
しかしながら、これには異論があります。
飛べもしないのに、なぜあんな大きな翼を維持していたのか?
飛べないで、邪魔なくらい大きな翼を持っていたらかえって肉食恐竜の餌になるだけです。
それに、飛べない鳥は翼を退化させています。
ダチョウもエミューも翼が小さくなっています。
これに対し、大型翼竜の翼が小さくなった兆候はありません。
やっぱり飛べたと見るのが正しいんだと思いますよ。