大統領選出馬のため、安全な二重国籍の日本を離れて南米で逮捕されたフジモリさん。
強権政治で、市民を殺害したとか議会を封鎖したとかの罪で25年の禁固刑が言い渡されました。
現在のペルー大統領は、ガルシアさんですがフジモリさんの前任でもありました。
フジモリさんは日系移民の子として農業技術者から転進し、非白人として初めての大統領となりました。
ハイパーインフレを止めて経済を安定化させ、数万人を殺した左翼ゲリラを封じ込め、非白人の貧困層に補助を施しました。
フジモリさんが外遊中に、政敵のガルシア大統領はフジモリさんの刑事訴追を決めました。
これは、日本の小沢一郎さんがいう国策捜査どころではありません。
死刑になるかもしれないのです。
しかし、フジモリさんが弾劾された市民弾圧はガルシア時代からあったわけです。
白人系の支配階級からすれば、二度とフジモリさんのような非白人の大統領は出したくないのです。
ところが、国民はフジモリ大統領の功績を認めているのです。
非白人の貧しい日系人が、その勤勉さと努力で大統領になり数々の功績を残したことを忘れていません。
今、大統領にと投票するなら誰か?ペルー人に問うと、
ケイコ・フジモリ議員@元大統領の娘さんがトップに出るのだそうです。
スペイン人がアステカの文明を滅ぼして何世紀経つというのでしょうか。
ケイコ・フジモリさんが大統領になれば、スペイン人系の特権階級の悪事が露呈するでしょう。
フジモリ元大統領は人柱となるかもしれませんが、正義のために頑張ってください。