中国清朝時代に略奪された十二支像のうち2体が、クリスティーズでオークションにかけられて34億円で落札されました。
故イヴ・サンローラン氏の遺品です。
それを落札したのが中国人で、落札金を払わないと明言し問題となっています。

ひらのXX的日常-mouse

中国はアヘン戦争などでヨーロッパの列強にボテクリ回された歴史があります。
落札した男性は、その頃流出した文化財を取り戻す民間団体「海外流出文化財救出基金」の顧問です。
中国内では、ネットアンケートでこの行為に75%が支持しているという結果がでています。
オリンピックを成功させてから中国人は自信過剰と誇大妄想になっているんじゃないでしょうか。

故イヴ・サンローラン氏のパートナーで出品者となったピエール・ベルジェ氏は代金が支払わなければ保有し続けるだけと述べています。
これ日本なら競売妨害ですよね。
明らかな嫌がらせです。
こういうことをされるとオークションが成立しません。
今まで、中国人の富豪が落札しては中国政府に寄付してきましたが、こういう中国人がでてくると中国人のオークション参加が拒否されることも考えられます。


しかし、こういうことがまかり通れば大英博物館など略奪品の集大成ですからね。
展示物を取り返されたら中身がガラガラになってしまうでしょう。