いよいよアメリカ大統領の選挙です。
勝ちを意識し始めたオバマ氏は、民主党より共和党の方が親日的であるという評判を聞いてか、日本向けに
「日本は大切な国である。」というメッセージを送っています。
もっとも共和党が本当に親日的ならば、北朝鮮のテロ支援国家の指定解除はしなかったはずです。
ブッシュには失望しました。といっても、もう終わりですけどね。
私としては、共和党マケイン氏の政策の方が世界にはハッピーだとは思いますが、アメリカ大統領はアメリカ人が決めるので仕方ないことです。
しかしながら、どちらが大統領になるとしてもイバラの道を歩むのは間違いないわけで、まことにお気の毒なことだと言わざるを得ません。
さて、前にも書いたのですがアフリカ系初のアメリカ大統領ということになりそうなオバマ氏。
この人は、昔アフリカから奴隷として連れてこられた人々の子孫ではありません。
ケニアから留学生としてアメリカに渡った人の息子であり、もともとエリートの家庭の出身のようです。
だから黒人初の大統領と言っても、アメリカ社会で差別された側の出身ではないんです。
そういう意味では、アメリカの黒人社会の代表ではありません。だからこそ、白人の支持も集めたのでしょう。
オバマ氏が大統領に就任してアメリカ社会がどのように変わるのか?
叫びつづけた「Change」がどのようなものなのか?
世界も注目していると思います。