今日から松下電器産業は「パナソニック」に社名変更しました。
約80年使ってきた「ナショナル」ブランドを廃止して社名までも変更します。
「当社の開発部門は東京にあります。ええ、ソニーというんです。(まねした電器産業)」と、ソニーを称えるとともに松下を揶揄するような冗談もこれからは聞けなくなります。


実際世界で戦うには他社の真似をしていてはついていけない時代です。
ソニーブランドでさえ、サムスンやLG、ノキアなどに凌駕されつつあります。
経営の神様と言われた松下幸之助氏の薫陶を受けた世代からは強烈な反発があったそうです。
しかしながら、いよいよ世界と戦う決意をパナソニックは示したものでしょう。


ちなみに、パナソニックは「あらゆる」を意味する「pan」 と「音」を意味する「sonic」の合成ですが、私には「松」を意味する「pine(パイン)」が隠れているように見えてしょうがありません。